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2011.1.6:Vol.234

野村不動産ソリューションズ実勢調査による2011.1.1時点の
首都圏「住宅地地価」と「中古マンション価格」の動向

当社が3ヶ月ごとに実施している「住宅地地価調査」・「中古マンション価格調査」からその概要を報告いたします。
本報告は、野村不動産ソリューションズの各部センターの営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。 調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。

首都圏エリア住宅地は「値上がり」地点が若干増加したものの価格横ばい傾向が継続しています。

10-12月期の「住宅地地価」は首都圏エリア平均で+0.4%(前回0.0%)の変動率となりました。

四半期比較で「値上がり」を示した地点が20.0%(前回16.4%)、「横ばい」が65.7%(前回70.7%)、「値下がり」が14.3%(前回12.9%)となりました。 前回ゼロ水準での横ばいを示しましたが、今回は再びプラス傾向を示し安定した住宅地地価を形成しています。

10-12月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で▲0.3%(前回▲0.3%)の変動率となり、2期連続してやや弱含みの傾向となりました。

四半期比較で「値上がり」を示した地点が10.2%(前回11.1%)、「横ばい」が66.7%(前回69.0%)、「値下がり」が23.1%(前回19.9%)となりました。 値下がり地点数は前回に続きやや増加しており、中古マンション価格は弱含みながら横ばい傾向が継続しています。

年間ベースでは、首都圏エリア住宅地の「値上がり」地点割合は1年間継続して4割を超えました。

年間ベースの地価変動率は、首都圏エリア平均で+2.6%(前回+2.2%)となり、3年ぶりの上昇水準となりました。

地点割合の年間比較では、「値上がり」がほぼ同数の42.9%(前回43.6%)、「横ばい」は33.6%(前回27.9%)、「値下がり」が23.6%(前回28.6%)となりました。

年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で+1.1%(前回+1.7%)となりました。

地点割合の年間比較では、中古マンションの「値上がり」地点割合は40.3%(前回42.6%)、「横ばい」が25.5%(前回26.4%)、「値下がり」が34.3%(前回31.0%)となりました。 年間ベースでは4四半期連続でプラスを維持しており、横ばい傾向の継続した状況が確認できる結果となっています。

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