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2010.7.15:Vol.226

野村不動産ソリューションズ調査による2010.7.1時点の首都圏「住宅地地価」と「中古マンション価格」の動向

当社が3ヶ月ごとに実施している「住宅地地価調査」・「中古マンション価格調査」からその概要を報告いたします。
本報告は、野村不動産ソリューションズの各部センターの営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
調査地点は限定されたエリアから抽出したものですので、本報告書の数値は都県全体の変動率を表すものではありません。

首都圏エリアの住宅地調査地点の、地域四半期平均変動率が前回に続き全エリアでプラスとなりました。

4-6月期の【住宅地地価」は首都圏エリア平均で0.9%(前回1.3%)の変動率となりました。

四半期比較で「値上がり」を示した地点が24.3%(前回25.7%)、「横ばい」が64.3%(前回62.1%)とほぼ前回調査と同様の傾向を示し、住宅地価格はやや強含みでの横ばい傾向が継続した結果となりました。今回は全エリアで1%前後のプラスとなった点が特筆されます。

4-6月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で0.9%(前回0.8%)の変動率となり、5四半期連続でプラスを維持しました。

四半期比較で「値上がり」を示した地点が27.8%(前回30.0%)、「横ばい」が59.3%(前回55.3%)となり、中古マンション価格も全エリアで強含みの中で安定期にあると言えそうです。

年間ベースでは、首都圏エリアの住宅地で「値上がり」地点割合が43.6%(前回49.3%)となりました。

年間ベースの地価変動率の推移を見ると、首都圏エリア平均で1.9%(前回1.5%)となりました。

地点割合の年間比較では、全体として「値上がり」地点割合が4割以上を示しているものの「横ばい」は28.6%(前回25.7%)、「値下がり」が27.9%(前回25.0%)とやや増加しました。 特に、都区部で値上がり地点数が減少している点は注目されます。

年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で2.1%(前回2.0%)となりました。

地点割合の年間比較では、中古マンションの「値上がり」地点割合は47.7%(前回51.2%)、「横ばい」が29.2%(前回24.4%)となり、価格の上昇傾向が前回に続いて見られます。

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