首都圏エリア内の住宅地地価調査地点の約52%がこの四半期で上昇しています。 |
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10-12月期の「住宅地地価」は、首都圏エリア平均としては+2.3%(前回+5.0%)の変動率となり、継続した上昇傾向を示しました。しかし、調査地点125地点の内、価格上昇を示したのが65地点(前回比26地点減)、変化なしが60地点(同27地点増)ということから、引き続き価格は上昇しているものの、やや落ち着いてきた状況といえます。
一方、同一マンションの価格変動調査である「中古マンション価格」は四半期で約46%(半期では64%)の地点が上昇を示しており、価格の上昇傾向がここ半年間で顕著にあらわれてきました。 |
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中古マンションは年間で値上がりを示した地点が約68%(前回56%、前々回37%)となりました。 |
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年間ベースの地価変動率の推移を見ると、首都圏エリア平均で13.0%(前回11.8%)と引き続き上昇幅が広がりました。
年間ベースの中古マンション価格変動率も、首都圏エリア平均で5.8%(前回3.4%)と引続き上昇を示しました。
中古マンションについては、特に都区部の年間変動率10%上昇にみられるように、築年数の浅い物件(特にタワー型や大規模開発型マンション)が新築物件に牽引される形で値上がりしており、それが首都圏全体に波及し始めている状況が伺えます。 |
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