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不動産コラム
 Vol.135(H17.8.2)  


■ 野村不動産ソリューションズ実勢調査による2005年7月1日時点の首都圏「住宅地地価」と「中古マンション価格」の動向


野村不動産ソリューションズが3ヶ月ごとに実施している「住宅地地価調査」・「中古マンション価格調査」からその概要を報告いたします
本報告は、野村不動産ソリューションズの営業エリアにおいて調査地点・対象マンションを選択し通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
詳しくは「地価とマンション価格情報」をご覧ください。

首都圏エリア内の住宅地地価は、継続して緩やかな上昇を示しています。

4‐6月期の「住宅地地価」は、首都圏エリア平均としては+1.2%(前回+1.7%)の変動率となり、引き続き緩やかな上昇を示しました。また、調査地点118地点の内約33%の39地点において価格が上昇し、約64%の75地点が「価格変動なし」、価格下落地点は約3%の4地点となりました。
一方、同一マンションの価格変動調査である「中古マンション価格」は調査地点144地点の内約78%の115地点が横ばいを示しており、下落率は△0.2%(前回△0.6%)となりました。
人気エリアでは力強い上昇傾向を示す地点も出ています。

年間ベースでは、平均で4.1%の上昇、個別地点では計7地点(港区3、目黒区2、世田谷区1、川崎市麻生区1)が20%以上の上昇を示しました。10~20%の上昇を示した地点も計14地点(23区5、都下2、神奈川4、埼玉2、千葉1)見られます。下の変動率グラフを見ても、地価は昨年の春に底を打ったと言えるかもしれません。中古マンションについても年間ベースでは114地点中20地点(23区3、都下7、神奈川6、埼玉1、千葉3)で上昇を示していて、注目されます。

■野村調査による住宅地地価と中古マンション価格変動率(首都圏エリア平均単純平均値・3ヶ月毎)
グラフ

■住宅地の年間推移 ■中古マンションの年間推移
表 表
調査地点数は、住宅地118地点、中古マンション144地点 ※(vol.128)より住宅地1地点(埼玉1)、マンション3地点(東京都下1、埼玉2)の調査地点が減少しています。[]内については地点数変更のため継続地点のみの年間変動率を表しています。





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