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不動産コラム
 Vol.131(H17.4.26)  


当社実勢調査による2005.4.1時点の首都圏「住宅地地価」と「中古マンション価格」の動向


当社が3ヶ月ごとに実施している「住宅地地価調査」・「中古マンション価格調査」からその概要を報告いたします。
本報告は、野村不動産ソリューションズの営業エリアにおいて調査地点・対象マンションを選択し通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
詳しくは「地価とマンション価格情報」をご覧ください。

住宅地地価の変動率は下落地点割合が約4%と価格の底入れ感を印象づける結果となりました。

1-3月の「住宅地地価」は、首都圏エリア平均としては+1.7%(前回+0.4%)の変動率となり、全エリアでプラスとなりました。
また、調査地点118地点の内約34%の40地点において価格が上昇し、約62%の73地点が「価格変動なし」、価格下落地点は約4%の5地点となりました。 一方、同一マンションの価格変動調査である「中古マンション価格」は調査地点144地点の内約74%の108地点が横ばいを示しており、下落率は△0.6%(前回△0.3%)となりました。
先月発表された地価公示でも、上昇または横ばい地点の広がりが報告されています。

2005年1月1日時点の地価公示によると東京都周辺における上昇地点は(前々年10地点→前年31地点→今年199地点)であり、横ばい地点は(前々年112地点→前年135地点→今年417地点)となり、価格の上昇安定傾向が都心部より多摩地域、埼玉県、千葉県及び川崎市・横浜市の一部などのより広い範囲へと広がりを見せていることが確認されています。特に武蔵野市、浦安市、千葉市美浜区が平均で上昇し、市川市では大半が上昇・横ばいを占める結果となっています。

■野村調査による住宅地地価と中古マンション価格変動率(首都圏エリア平均単純平均値・3ヶ月毎)
グラフ

■住宅地の年間推移 ■中古マンションの年間推移
表 表
調査地点数は、住宅地118地点、中古マンション144地点 ※前回より住宅地1地点(埼玉1)、マンション3地点(東京都下1、埼玉2)の調査地点が減少しています。[]内については地点数変更のため継続地点のみの年間変動率を表しています。





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