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不動産コラム
 Vol.115(H16.4.30)  


野村不動産ソリューションズ実勢調査による2004年4月1日時点の
首都圏「住宅地地価」と「中古マンション価格」の動向


野村不動産ソリューションズが3ヶ月ごとに実施している「住宅地地価調査」・ 「中古マンション価格調査」からその概要を報告いたします。
本報告は、野村不動産ソリューションズの本支店営業エリアにおいて調査地点・対象マンションを選択し通常取引を想定して実勢価格を査定したものの要約です。
詳しくは「地価とマンション価格情報(調査データ)」をご覧ください。


首都圏エリア内の住宅地地価は、微減ながらほぼ横ばいで推移しています。

1‐3月期の「住宅地地価」は、首都圏エリア平均としては△0.1%(前回+0.1%)の変動率となり、ほぼ横ばいのまま推移している事が確認されました。
また前々回・前回調査より下落地点の数がさらに減少していて(合計20ヵ所⇒12ヵ所⇒9ヵ所)地点数では横ばい傾向がさらに強まっていると共に、都区部を中心に上昇地点数も11ヵ所みられます。
一方、同一マンションの価格変動調査である「中古マンション価格」の下落率も、△0.4%(前回△0.5%)と落ち着いた動きを示しています。

先の地価公示でも、年間変動率で都心部を中心とした下げ止まり傾向が確認されています。

地価公示では、都区部エリアで、ほぼ横ばいと言える地点が面的な拡がりをみせていたのが特徴と言えました。
当社の調査での年間変動率において、特に都区部調査地点47地点の内訳をみてみますと、上昇12地点、横ばい20地点、下落15地点と分かれました。
(都区部での、各地点ごとでの年間変動率は△7.1%~+12.5%と、地点による個別性が強く出ている点にも注目したいと思います。)
中古マンションの年間変動率も、最近では最も安定した動きを示したといえるでしょう。

  ■野村調査による住宅地地価と中古マンション価格変動率(首都圏エリア平均単純平均値・3ヶ月毎)
折れ線グラフ

  ■住宅地の年間推移
表
■中古マンションの年間推移
表









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