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障害者の全体数は身体障害者351万6千人、知的障害者45万9千人、精神障害者258万4千人であり、およそ国民の5%が何らかの障害を有していることになります。 |
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そこで在宅の身体障害者(18~70歳)の住宅リフォームの状況を見ると、62.7%がリフォームを
必要としており、その内、リフォームが済んでいるのは45.6%、何らかの理由でリフォームをしたくてもできていない人が17.1%(構造上困難2.7%、借家のため5.1%、資金不足9.3%)となっています。
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住宅リフォームをした箇所として、トイレ(54.8%)、風呂(52.3%)が半数を超えており、続いて台所(23.4%)、玄関(22.1%)、階段(17.1%)、居室(16.9%)、廊下(16.3%)、訪問灯等の設置(4.8%)となっています。 |
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かたや「高齢化進展によって重要となる課題」として「バリアフリーに配慮した住宅政策、まちづくり」を挙げた割合は14.7%となっており、社会保障制度や就業関連、介護対策に比べて、関心はあまり高いとはいえない状況にあるようです。(「高齢社会対策に関する特別世論調査」 平成17年10月 内閣府調査より) |