 |
新たに住宅を建築、購入、リフォームした世帯主の年齢を見ると、分譲住宅で30代(49%)、リフォーム住宅で60代以上(37%)が特に多いのに対し、注文住宅は30代以上の年代が<30代:29%、40代:21%、50代:23%、60代以上:22%>とほぼ等しい比率で存在しています。中古住宅も<30代:31%、40代:26%>の比率が高くなっているものの、<50代:17%、60代以上:18%>と幅広い年齢層に分布しています。その中でも、65歳以上の居住者のいる世帯ではリフォーム住宅(37%)や注文住宅(29%)を選択する傾向があるようです。(参考-分譲住宅:9%、中古住宅:16%) |
 |
住宅ローンを利用する世帯は、注文住宅、分譲住宅で7割前後に上る一方、中古住宅では55%と、中古住宅を購入した世帯の内、住宅ローンを利用した世帯が約半数に留まっていることが分かります。また住宅ローンを利用した世帯の内、住宅ローン減税制度の適用を受けた世帯の比率は注文住宅89%、分譲住宅87%と約9割に及ぶ一方、築年数制限を受ける中古住宅では51%と半数に留まっています。 |
 |
またプラス要因、マイナス要因に拘わらず、全ての項目で中古住宅は分譲住宅より低い割合を示しており、中古住宅を購入する際には、外部からの影響を受けたという認識を持つ人が相対的に少なく、むしろ各々実需要因により購入に至っているという実態が伺えます。 |