不動産投資のノウハウ
不動産投資の物件選びのポイントや不動産投資の出口戦略など不動産投資に関するノウハウをわかりやすく解説します。
不動産投資ニュース
業界の動向やトピックスなど、不動産業界の最新ニュースをお届けします。
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2025年9月3日フラット35金利、2カ月連続上昇
住宅金融支援機構は、9月のフラット35の借入金利を発表した。 融資金利幅(買取型、融資率9割以下、借入期間21年以上)は、1.89%(前月比+0.02%)~4.28%(+0.14%)となった。 取扱金融機関が提供する金利で最も多い最頻金利は1.89%(+0.02%)で、2カ月連続の上昇となった。 融資率9割超の場合の金利幅は、2.00%(+0.02%)~4.39%(+0.14%)。最頻金利は2.00%(+0.02%)で2カ月連続の上昇。
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2025年9月2日地価LOOK、6期連続で全80地区上昇
国土交通省は、主要都市の高度利用地区の地価動向「地価LOOK」の25年第2四半期分(25年4月1日~7月1日)をまとめた。 全80地区が上昇となり、横ばい・下落地区はゼロとなった。全地区上昇は6期連続。東京都心の繁華街や福岡の高級住宅地などが引き続き強い上昇を維持した。一方で、中野駅周辺とみなとみらいに変動率区分の移動がみられた。 地価LOOKは各地区の地価の上昇・下落を3%ずつの「変動率区分」で示す。全体の上昇は継続したが、2地区で変動率区分の移動があった。商業地の「中野駅周辺」は、前四半期+0~3%から「+3~6%」へ上方移動。同じく商業地の「みなとみらい」は、同+3~6%から「+0~3%」への下方移動となった。 中野駅周辺は、中野サンプラザ再開発計画が頓挫したものの新たな計画の動きがみられたこと、周辺で新たなまちづくり計画の策定が進められるといったことから、上昇の勢いを強めた。 オフィス集積地のみなとみらいは、従来から空室率がやや高い状況で、今後更なる空室増の懸念があり上昇率が弱まった。みなとみらいが+0~3%となるのは23年第3四半期以来。 商業地の中央区「銀座中央」、新宿区「歌舞伎町」、京都市「京都駅周辺」、住宅地の福岡市「大濠」は、前四半期に続き「+3~6%」となり、高い上昇を維持した。中野駅周辺と合わせて「+3~6%」の区分は5地区、「+0~3%」の区分は75地区だった。 住宅地は13期連続で全22地区が上昇。利便性や住環境の優れた地区でのマンション需要がけん引役となり、上昇傾向が継続した。商業地は6期連続で全58地区上昇。 再開発効果やインバウンド需要増で店舗・ホテル・オフィスとも堅調な動きを維持し上昇傾向が続く。
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2025年9月1日23区7月マンション、平均1.35億円
不動産経済研究所は東京23区における7月の新築分譲マンションの需給動向を公表した。 供給戸数は1045戸と前年7月の609戸に比べ増加。平均価格は1億3532万円、m2単価は約209.5万円といずれも25%ほど高まった。 多くの反響が集まりやすい1期販売の事例は14物件(470戸)と、前年の7物件(289戸)よりも増えた。初月契約率は74.1%と堅調な数字だ。 平均価格は5月、6月に続いて1億円台に乗った。7月の供給戸数1045戸の内訳を価格帯別にみると、1億円台が395戸(前年同月239戸)、2億円台が169戸(32戸)、3億円以上が34戸(4戸)といずれも大きく増えた。 豊海や品川、田町など東京湾岸一帯を中心に平均2億円台の販売事例が複数あり、供給戸数と平均価格を押し上げた。販売在庫は2110戸と前月の2032戸よりもやや増えた。