冬の風邪はこじらせる前に予防をしましょう。
引き始めにケアすることが大切です。
風邪が流行る季節が到来しました。平均して年に2~3回は風邪を引く人が多いといわれていますが、この季節風邪を引く人が一番多い時季です。
冬は気温が下がり、空気も乾燥するせいで、鼻や喉の粘膜が乾きがちに。細菌やウイルスが付着、増殖しやすいのはそのせいです。風邪かなと思ったら、ついつい市販の薬に頼りがちですが、今回は風邪に屈しない丈夫な体づくりを意識し、風邪の引き始めに効果的なレシピをご紹介します。
さらに、風邪は万病のもと、こじらせないためにも風邪について正しい知識を持っておくことが大切です。ウイルスの感染経路は様々ですが、主に手からで、手で口や鼻を触ることで喉、お腹、鼻にぞくぞくとウイルスは侵入していきます。そこで日頃の予防策として、もう一度正しい手洗いの方法をおさらいしましょう。抵抗力の落ちやすい時期だからこそ、ちょっとした生活習慣を見直すことが風邪予防の基本です!
- 薬に頼るその前に、食べ物の力で体の自然治癒力を呼び起こそう。
- 梅干し1~2個の黒焼きを湯飲みに入れ、熱湯を注いで飲むと引き始めの風邪や高熱の時に効果的です。梅肉エキスには体の代謝を活性させ血液の循環、新陳代謝を良くするとともに、梅本来の殺菌作用もあるので喉の痛みにも効果テキメンです。
- 卵白に含まれる酵素は体に有害なウイルスを溶かし、殺菌効果も抜群で免疫力を高めます。日本酒50ccに卵2つ、砂糖を加え、良くかき混ぜてできあがり。タマゴ酒を風邪薬代わりに飲みましょう。
- 発汗、解熱作用があり、風邪の妙薬として有名です。特に、ネギの白い部分は薬用としても重宝されています。風邪の引き始めには、ネギの白い部分をみじん切りし、味噌大さじ1と熱湯を注いでお味噌汁を作りましょう。また、ネギの白い部分を1cmくらい切って縦割りにし、内側のネバネバした方を鼻の根本に貼り付けると鼻の通りも良くなります。
- 漢方薬としてもおなじみのショウガ。体がポカポカするので発汗作用があり、また免疫力も高まります。寒気や発熱を伴う風邪の初期症状には、しその葉10枚としょうが1かけを1カップ半の水で半量になるまで1日3回煎じて飲んで下さい。ちなみに、しその葉はせきやたん止めにも有効です。また、ハチミツとショウガの組み合わせもお薦めです。