金利上昇を織り込みつつ、
実需は維持。
2025年を通じて、長期・変動ともに金利は緩やかな上昇基調で推移しました。住宅取得においては借入可能額の観点から一定の制約となるものの、急激な負担増には至っておらず、実需は大きく崩れていません。大宮エリアでも、一次取得層や住み替え層の動きは継続しており、2026年初めにかけても需要は一定水準を維持しています。
一方で、金利上昇を背景に購入者の判断はより慎重化しており、「価格に対する納得感」がこれまで以上に重視されています。結果として、立地・築年・管理状態など条件の良い物件に需要が集中し、条件と価格のバランスを欠く物件は検討期間が長期化する傾向が強まっています。市場全体としては、需要はあるものの選別が進むフェーズに入っています。
市場心理の変化が、
購入問合せの鈍化として顕在化。
2025年夏以降、株価や為替の不安定な動きを背景に、消費者の先行き意識には慎重さが広がりました。この影響は不動産市場にも波及し、購入問合せ数は前年対比で減少する月が増加しています。特に年の後半以降は、積極的に購入を進める層と様子見姿勢をとる層の二極化が進み、市場の温度感に変化が見られます。2026年初めにかけてもこの傾向は継続しており、問合せ総数はやや落ち着く一方で、具体性の高い顧客に絞られる傾向が強まっています。不動産価格は急落する局面には至っていないものの、「量」より「質」が問われる市場環境へとシフトしています。
インフレ環境下で、
中古物件への需要は底堅い。
2025年を通じて、資材価格・人件費の上昇を背景に建築コストは高止まりし、新築マンション価格は引き続き高水準で推移しました。供給戸数も限定的な状況が続いており、結果として中古マンションへの需要が継続的に流入しています。大宮エリアでは、交通利便性や生活環境の良さから実需層の支持が安定しており、特に駅近・管理状態の良好な物件は流動性の高い状態が維持されています。また、インフレ環境における実物資産志向も一定の需要を支えており、2026年初めにかけても中古市場は価格の下支えが効きやすい構造となっています。物件ごとの差はあるものの、需要の基盤自体は大きく崩れていません。
購入需要の鈍化と売却動向の変化、
2025年夏以降に現れた市場転換の兆し
売却市場は“売れる物件と売れにくい物件”の差が拡大。
購入問合せが鈍化する一方で、売却問合せは2025年を通じて横ばいからやや増加傾向で推移し、2026年初めにかけてもその流れは継続しています。これにより、従来の売り手優位の構図は維持されつつも、需給バランスには変化が生じています。具体的には、適正価格かつ条件の整った物件は引き続き早期成約に至る一方で、価格設定に無理がある場合や訴求力の弱い物件は反響が伸びず、販売期間の長期化や価格調整を要するケースが増えています。「出せば売れる」局面から、「戦略次第で結果が分かれる」局面へと移行しているのが実態です。今後は金利動向や市場心理の影響を受けやすい環境が続くと見られる中、売却においては初期の価格設定、ターゲット設計、販売手法の最適化といった“販売戦略の精度”が一層重要となります。大宮センターでは、個別条件に即した戦略設計により、成約確度と価格最大化の両立を図ることが求められる局面に入っています。
売却するなら今。
無料査定、ご相談は
野村の仲介プラス
大宮センターへ。
多くのお客様から、
ご評価いただきました。
※ 2025年9月21日〜2026年3月20日の間に当社にてお取引いただき、アンケートにて「大変満足」「満足」「普通」「やや不満」「不満」の5項目のうち、「大変満足」「満足」とご回答いただいたお客様の割合。