大規模再開発で進化を続ける
飯田橋・神楽坂エリア。

高い交通利便性を誇るビジネス街として発展を続ける飯田橋。江戸情緒が薫る繁華街の名残を感じる老舗が並ぶ大人の街、神楽坂を至近に、様々な表情を見せるこのエリアは、周辺に高級住宅街も広がる人気の街として知られています。JR中央・総武線と東京メトロ東西線・有楽町線・南北線、都営地下鉄大江戸線と5路線が利用可能なターミナル駅として、交通の要衝として利用者も多く、近年は複数の再開発により、都心のビジネス拠点とも言える街として成長してきました。2020(令和2)年のJR「飯田橋」駅改良に続き、周辺では現在も複数の再開発を控え、ビジネス・商業・住宅とあらゆる面でさらなる進化が期待されています。

今後控える主な再開発計画

A.JR飯田橋駅改良事業

■ホームの安全性向上・西口駅舎建て替え
■エキナカ商業空間「エキュートエディション飯田橋」開業

今後控える主な再開発計画

B.飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業

オフィス、住宅、商業施設の複合再開発(予定)

2026年度竣工予定

C.飯田橋駅中央地区再開発事業

オフィス、住宅、商業施設の複合再開発(予定)

2026年度竣工予定

D.富⼠⾒⼆丁⽬3番街区市街地再開発事業

オフィス、住宅、公益施設等の再開発(予定)

竣⼯※時期未定

E.飯田橋3-9周辺地区再開発事業

詳細未定

F.後楽⼆丁⽬地区再開発事業

オフィス、住宅、商業施設等の複合再開発(予定)

竣⼯※時期未定

現在の飯田橋の
発展の基礎となった
多くの再開発計画。

「飯田橋駅周辺基盤再整備構想」として2000年代を中心に開発が進み、現在のビジネス街の基礎となった再開発計画。

a.飯田橋プラーノ

■住宅棟「プラウドタワー千代田富士見」、
 商業施設「プラーノモール」、オフィス

■2009年竣工

b.飯田橋サクラパーク

■住宅棟「パークコート千代田富士見 ザ タワー」、
 商業施設「飯田橋グラン・ブルーム」、オフィス

■2014年竣工

c.アイ ガーデン エア

■オフィス、住宅、商業施設

■2003年竣工
 

d.飯田橋ファーストタワー

■オフィス、住宅(173戸)、商業施設

■地上34階、地下3階

■2010年竣工

e.飯田橋ファーストビル

■オフィス、住宅、商業施設

■地上14階、地下2階

■2000年竣工

発展を続ける
飯田橋の歴史を受け継ぐ。

「山の手銀座」のにぎわいを
今に伝える石畳の街並み。

街並みに品があり、歴史漂う情緒ある街「神楽坂」。石畳に趣のある料亭が並ぶ、隠れ家的な街並みが広がっています。江戸時代から栄えていた神楽坂は、発展を続ける飯田橋の傍らで今も人々を惹きつける魅力にあふれた街として知られています。

歴史を受け継いで成熟する
「同潤会アパートメント」。

関東大震災の住宅復興を目的に設立された財団法人「同潤会」。当時としては斬新な仕様で、日本の集合住宅の概念を変えたとも言われています。その一つである「江戸川アパートメント」は、当時の面影を残しながら建て替えられ、伝統と先進の融合を象徴する住宅として今なお愛され続けています。

飯田橋駅前に残る、
戦争の爪痕「長屋ビル」。

戦後、飯田橋駅周辺にできた露店街。職もない時代に有志の露天商たちがやっとの思いで建てたのが長屋ビルの前身となる「八軒長屋」でした。その後の建て替えでも、商売の継続を前提としたつくりになっており、戦後から脈々と続く当時の記憶と熱意は、今なお受け継がれ、愛されています。

刻々と変化する不動産市場。
決断のとき、迫る。

コロナ禍における不動産市場は
どう変化したのか。

不動産市場に新型コロナの影響が出はじめてからおおよそ2年あまり。感染拡大と収束を繰り返す中、実生活や経済への影響は続くものの、不動産市場への影響という意味ではだいぶ限定的になってきています。1回目の緊急事態宣言が出た2020年4月当初こそ経済への大きな打撃が懸念されましたが、各国の経済対策の甲斐もあり、世界的に株価は好調を維持し、それにともない日経平均も上昇傾向が続きました。日経平均株価の推移と連動する傾向がある首都圏の不動産価格も上昇を続け、とりわけマンション価格はバブル以降最高値を更新するなど、「コロナ禍」と言われる中でも不動産市場は活況が続きました。

需要と供給の変化は“売り手市場”に
どう影響するか。

コロナ以降もこの2年間不動産市場の好調が続いたのは、購入需要の増加と在庫件数の減少が主な要因となっています。さらなる金融緩和政策による超低金利状態が、コロナ禍での購入ニーズの変化による需要の増加を後押しし、高騰が続く不動産市場でも活況が続きました。それにともないマンションの在庫が枯渇し、さらに価格が上昇するというサイクルに入っていました。ところが、2021年夏以降、購入需要が前年を下回る月が多くなり、2022年4月以降一時的に増加したものの以前の活況から落ち着きを見せ始めています。市場の在庫件数も減少が止まり、前年と比較すると徐々に増加傾向に転じるなど今後の不動産価格の展望が読みづらい状況となってきています。

不動産市場に直結する世界経済と
日経平均、
そして金利の上昇。

2021年後半以降、不動産市場の変化が見られる中、2022年に入り次々と世界経済に影響を与える事態が起こりました。日本同様、コロナ禍による低金利政策が続いていたアメリカがついに利上げに踏み切ったことで株価が下落し、日経平均にも大きな影響が出ました。さらに世界情勢も不安がいまなお続き、今後の世界経済、株価の動向を予測するのが難しい状況が続いています。日経平均の変化と、需要と供給のバランスは大きく不動産市場に影響しますが、その意味で2022年は一つの転換期だったのではないでしょうか。在庫件数の推移をみても増加傾向にあるとはいえ、現時点においてはまだ「在庫不足」であり、市場自体も好調をキープしていますが、今後大きな変化が出てくる可能性は考えられます。さらに、日本ではまだ利上げの政策に転換していないものの、金利自体は海外の利上げに引っ張られるようにわずかながら上がりつつあり、今後の動きが注目されています。市場の変化、金利の上昇は不動産価格の下落につながりかねないことを考えると、高値売却を目指すなら今が「売りどき」のラストチャンスと言えるのではないでしょうか。

売却するなら今。
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