

首都圏建売市場、11月は発売棟数13%増
2017年12月18日

不動産経済研究所がまとめた11月の「首都圏建売住宅市場動向」(団地型)によると、月中の新規発売戸数は573戸で前年同月比13.5%の増加となった。また月間契約率は46.1%で前年同月比10.7ポイントのダウンとなった。
発売戸数の地域別内訳は、東京都171戸(前年同月比1.7%減)、千葉県163戸(同3.2%増)、埼玉県107戸(同44.6%増)、神奈川県125戸(同42.0%増)、茨城県7戸(同36.4%減)。東京都、茨城県が減少した一方、千葉県、埼玉県、神奈川県は増加した。
戸当たり平均価格は5052.5万円で、前年同月比で、1.5%上昇。地域別にみると、東京都6237.9万円(3.6%上昇)、千葉県3941.4万円(6.7%上昇)、埼玉県4327.4万円(1.5%下落)、神奈川県5513.6万円(5.4%下落)、茨城県が4814.3万円(19.0%上昇)。埼玉県、神奈川県が下落した一方、東京都、千葉県、茨城県は上昇した。
平均敷地面積は127.90m2で、前年同月比6.77m2(5.6%)の拡大。平均建物面積は101.21m2で、同比2.13m2(2.1%)の拡大となった。
即日完売物件は、▽ファインコート相模大野マスターズゲート(三井不動産レジデンシャル、日立アーバンインベストメント/28戸)のみで、即完率は4.9%。月末時点の販売在庫(発売後6カ月以内)は903戸で、前月末比135戸の増加、前年同月末比では108戸の増加。
(提供:日刊不動産経済通信)


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