お手本にしたい!住まいを楽しむ女性のおうち訪問
vol.4 ヴィンテージ&手作りの温もりのある空間
暮らし方やインテリアにこだわる「働く女性」のおうちに訪問、素敵に暮らすコツをインタビューします! 「心地よい空間に包まれて暮らす」インテリアの達人たちの、お手本にしたいアイディアがたくさんです。
ヴィンテージ&手作りの温もりのある空間
インテリア好きで、インテリアの会社で勤務していた経験もあるanneさん。なかでも最近魅かれているのが、1960年代を思わせる北欧やオランダのヴィンテージもの。室内にはそんな古き良き欧風雑貨が、たくさん飾られています。また、手作り好きでもあるため、ヴィンテージの雰囲気にマッチさせるための手作りのアイデアや、雑貨をきれいに飾り付けるための独自の工夫も盛りだくさん。素朴なインテリアと手作りの空間が、どこかホッとさせてくれる居心地の良さを生み出しています。
anneさんが工夫していることは、スペースをいかに有効利用するかという点。いくつもの手作り棚でそれを実現しつつ、素朴な雰囲気に演出しています。また、ホームパーティを行うキッチンやリビングは、来客の目線もしっかり意識してコーディネイト。色彩豊かな北欧雑貨と手作りアイテムで、かわいらしく温かい雰囲気にまとめ上げています。
こだわりの欧風雑貨に囲まれた安らぎの空間
テーブルはネットオークションで購入したG-Planの1960年代のヴィンテージもの。クラシカルなクロスステッチのクッションカバーはオランダ製。また、ソファーの後ろの棚と壁に飾られたパネルは、anneさんの手作り。スウェーデンの生地が素敵なインテリアに変わりました。anneさんのこだわりが心和むスペース演出のアクセントになっています。
手作り棚はヴィンテージ家具と色調をそろえて。
ポイント
カフェで用いられていた木材をもらい受けて手作りした本棚。ユーズドの木の質感が、ヴィンテージ風の味を醸し出します。
anneさんがハンドメイドした棚。上部には雑貨を飾れるスペースを作りました。見せたくないものを隠して収納し、室内をすっきりと見せ広々とした印象に。
壁面を彩る手作りパネル。植物モチーフなら素朴なヴィンテージ雑貨ともマッチします。
お気に入りの食器をインテリアにオシャレ空間を演出
少人数ならダイニングテーブルで、大人数ならカウンターに料理を並べて立食スタイルにして楽しむというanneさん宅のホームパーティ。来客の目に触れる場所は、雑貨店勤務の経験を生かして演出。例えば、食器は棚に縦に飾るように並べることで、食器棚全体が室内を素敵に彩ってくれるアイテムに。テーブルやカウンターを木の質感が感じられるやさしい色調にすることで、アンティーク雑貨の魅力がグッと引き出されてきます。
白とウッディ系をベースに、清潔感を
ポイント
左:調理道具が入った収納ラックは、サイドに板を挟み込んで、来客の視線からガード。右上:もともとあった収納の上に、2倍の長さの板を取り付けてアレンジしたキッチンカウンター。片面には、スウェーデンのかわいい空の食品容器などを飾り、反対側にはゴミ箱などを隠して収納。右中:結婚祝いに頂いた鍵モチーフのフック。お部屋のアクセントに。右下:すのこで作った小さな棚。ベルギー産タイルでかわいい装飾を施して。
細部にまで、こだわりや工夫を
使用頻度の多い紅茶・コーヒー関係のアイテムは、一か所に集めて見せる収納を。オランダの雑貨を主役に、素敵なティーコーナーに仕上げました。テーマを決めてプチスペースを作り込んでいくことも、一体感を持たせて空間をまとめるコツです。
丈夫なつくりのヴィンテージのレコード用ラックは、スタンドなどの台として活用。下には、カゴを吊り下げられるようにして、テレビのリモコンなどを収納。現代を感じさせるアイテムを隠すのも温もりある世界観を損なわないためのポイントです。
anneさんおすすめの雑貨
ベルギーやオランダの蚤の市で見つけた食器たち。将来、ネットショップを始めることを夢見て、今から少しずつアイテムを増やしているそう。
一番のお気に入りは、ベルギーで見つけた子供用のおもちゃのミシン。今でも使えそうな良い状態が保たれていて、見た目もキュート!
日本の雑貨屋さんで購入した、植物をモチーフにした変形自在の金属シート。無機質な蛍光灯をカバーすれば、光も柔らかくやさしい印象に。

欧風ヴィンテージ&手作り空間にまとめあげるコツ

ヴィンテージ風の空間でまとめ上げるためのポイントは?
北欧やオランダのヴィンテージ雑貨を集めているので、それに合う素朴で古典的な欧風スタイルを心がけています。蛍光灯やリモコンなどのヴィンテージのイメージとは異なるものは、隠してあげるほうが、よりしっくりまとまります。特にリモコンは、外から見えないだけでなく、必要な時には使いやすいように、取り出しやすさも大切にして。
手作りのメリットは?
既存の家具の場合は、サイズが合わなかったり、すごく高かったりしますが、自分で作れば、中途半端なデットスペースも上手に生かすことができます。クラシカルなタイルを合わせたり、使い古された色調に木材を塗ったりすれば、ヴィンテージ風の印象に仕上げることもできます。何より、自分だけの1点ものというのが魅力です。
掘り出しもののヴィンテージを見つけるコツはありますか?
とにかく蚤の市などをこまめにまわること。そして、かわいいと思うものを見つけたら、なるべく安く値段交渉することです。コレクターがまだ少ないオランダやベルギーのものなどは、比較的安く購入できるのでおすすめですよ。また、ネットオークションでは半額以下で買えることがあるので、チェックするといいですね。
最近、注目している欧風雑貨はありますか?
今はまだ集めていないのですが、ポーランドやチェコなどの雑貨にも興味があります。刺繍のスリッパや食器など、色鮮やかでかわいいものが多いところに魅かれています。
手軽に手作りを楽しむには?
私はそんなに手の込んだことはしていませんが、小さな棚であれば、すのこを用いて作るのが一番簡単です。すのこ自体に足がついているので、少し補強して、その足に板をのせてあげるだけで、自然と棚の形に仕上がります。ワインボックスにヴィンテージ風の取っ手をつけて、引き出しっぽくしても素敵ですよ。
普段インテリアの参考にするものはありますか?
『フィガロ』や『Come home!』など、個人宅のインテリアが載っている雑誌をよく見ます。キッチンなどはどうしてもごちゃごちゃしてしまいがちですが、ディスプレイなどの参考になりますし、知らなかった食器のブランドにも出会えたりします。
anneさんのプロフィール
雑貨やインテリアが大好きで、主にヨーロッパのヴィンテージ雑貨を集めて楽しんでいる。 自身のブログ「anneの雑貨日和」では、そんな雑貨に囲まれた素敵な生活を紹介。近い将来、オランダやベルギーなどで仕入れたかわいい雑貨を取り扱うネットショップを運営をすることが夢で、現在はその準備を少しずつ行っている。
vol.3vol.5