お手本にしたい!住まいを楽しむ女性のおうち訪問
vol.2北欧デザインとエスニックのMIX空間
暮らし方やインテリアにこだわる「働く女性」のおうちに訪問、素敵に暮らすコツをインタビューします! 「心地よい空間に包まれて暮らす」インテリアの達人たちの、お手本にしたいアイディアがたくさんです。
北欧デザインとエスニックのMIX空間
WEBデザイナーとして活躍されたteruさんは10年前にWEB雑貨ショップをオープン。昔から好きだった北欧小物やファブリックを買い集めるうちに、自らバッグやファブリックパネルなどに加工し、インターネットで販売するようになりました。北欧デザインが一般的になった今、自宅のインテリアにはエスニックアレンジを加え、ハイセンスな空間を創りあげています。
数多くの小物が集うteruさんの自宅。さまざまな色・柄・形の小物が定位置を決めて絶妙な距離感で配置され、空間全体がきれいにまとまって見えます。インテリア家具は「その都度、必要に迫られて買ったもの」だそうですが、小物とともに自然素材に統一され、目にも肌にもやさしく感じます。
エスニック柄が映える自然素材たっぷりのインテリア
リビング空間には自然素材の家具が置かれ、ショップやWEBサイトで買い集めたファブリックが床・壁・ソファにあしらわれています。柄物を組み合わせるときは、デザインの雰囲気を合わせるのがポイント。「エスニックのソファーカバーにはエスニックのクッションカバーを置くようにしています」(teruさん)
お部屋がより広く、明るく見えるミラーづかい。
ポイント
中央のラグはトルコ風のキリム柄。ソファーカバーにはメキシカンラグを活用。エスニックな組み合わせがお見事!
7年前、オークションで手に入れたデンマーク製のチェスト。周辺小物と素材を統一させ、観葉植物を飾りました。
視線の先にお気に入りの北欧小物が並ぶ空間
ダイニングテーブルにはその日の気分に合わせてテーブルクロスをかけ、インテリアの変化を楽しみます。この日のクロスはスウェーデンのファブリックメーカー・ユンバリ社のもので、スティグ・リンドベリのデザイン。正面奥の飾り棚にも同じデザイナーの食器を飾り、統一感を醸し出しています。
洗練のデザイン&大きさの似た小物を並べて。
ポイント
白壁を生かして、木製の壁飾りや置物をあしらいました。無機質になりがちな窓まわりが、ほのぼのとした雰囲気に。
リビング小物を収納する棚は背板のないオープンシェルフに。白い壁にモノが映え、内部が明るく見えます。
厳選された小物と配置の妙が空間をセンスアップ
仕事部屋の壁には大好きな絵皿やホームステッカーを飾りました。いちばんのお気に入りはデンマークのアーティスト、ビョルン・ウィンブラッド作の女性像の絵皿で、豊かな表情と緻密な表現に魅せられてコレクションしているとのこと。赤い絵皿は恋人たちが出会い、赤ちゃんが誕生するまでのストーリーを綴ったマンスリープレート。好きな小物たちに囲まれた、居心地のいい空間です。
ホームステッカーにも上級者のセンスが。振り子時計との距離感も参考になります。
水廻りはグリーンとブルーの中間色をテーマカラーに。清潔感を感じさせる演出です。
teruさんこだわりの北欧雑貨
普段づかいのトレイは、デンマーク・ダンスク社のイェンス・クイストゴーのデザイン。優美な曲線と機能的なフォルムが共存しています。
マリメッコ「プリマヴェーラ」で自作したファブリックパネル。北欧デザインは色・柄ともに大胆で、周囲まで明るい雰囲気にしてくれます。
キッチンの造り付け棚は上段が木製、下段が陶器と素材別にまとめました。フィンランド・アラビア社のピッチャーをカトラリー収納に活用。

ハイセンス小物をセレクトするコツ

ご自宅のインテリアテイストは?
北欧デザインとエスニックデザインのMIXです。とくに北欧デザインには一時期夢中になり、インテリア全体を北欧テイストにしていました。
北欧デザインに惹かれたきっかけは?
まだマリメッコが日本で知られていない頃、日本にはない大胆な色・柄に触発されて、ファブリックパネルやカーテンなどに加工するようになりました。
ファブリックや小物はどのように入手していますか?
私は現地に行かずに、現地の日本人の知人やインターネットで知り合ったバイヤーなどに買い付けをお願いしています。私が現地に行くより人に頼んだほうがコストパフォーマンスがいいので。買い付けの際にはブランド名や柄の好みを伝えるのですが、海外バイヤーには英文メールを一生懸命考えて送っています。 自宅にある小物は、好きな作家のものをインターネットで購入することが多いですね。
変わった場所で探すこともありますか?
ヴィンテージの布はノミの市などでも探してもらっていますよ。年代物のクロスやカーテンは少し汚れがあっても購入したりします。
輸入物のヴィンテージ小物を探すとき、とくにオススメの国はありますか?
今なら、やはりスウェーデンがいちばんのオススメです。オランダ、ドイツなども可愛い雑貨の出物があります。
家具はどんなところで手に入れていますか?
アンティークものはネットオークションなどで手に入れたりします。でも、東京のインテリアショップでひと目惚れして衝動買いすることもありますし、量販店の製品もテイストを合わせれば違和感なくまとまりますよ。
インテリアの参考にしたものはありますか?
10代の頃から素敵なインテリアへのあこがれがあり、海外版の『ELLE』を定期購読していました。インテリア雑誌や洋書などに目を通し、「家を新築したらこんなインテリアにしよう」というイメージを、いつも頭の中に思い描いていました。
teruさんプロフィール
WEB雑貨ショップ「BG SHOP」を主宰。短期大学の服飾学科を卒業後、一般企業を経てWEB制作会社へ。WEBデザイナーとして活躍後、出産を機に退職し、「BG SHOP」をオープン。さまざまな輸入雑貨を取り扱うほか、ヴィンテージファブリックを使ったオリジナルバッグや財布などの製作・販売、着物・帯・刺繍など持ち込み品のオーダー加工も請け負う。
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