この日訪れたのは、子供が生まれたばかりの20代共働き夫婦。
歳を聞いてみると、なんと真地君と同じ年齢!
これには真地君、同年代の夫婦に、自分と美鳥さんの姿を重ね合わせ、この夫婦の家探しに大いに奮起した様子です。
| 真地: | 20代で家をお求めになるなんて、すばらしいですね! 同世代として、尊敬します。 |
客(夫): |
いや〜、この子が生まれたので広い家に移りたかったんです。 それに、うちは共働きなもので、どうしても妻の両親の世話にならないわけにはいかなくて。 |
| 真地: | なるほど、それで奥様のご両親の家の隣家ご購入を検討されているというわけですか。 |
客(妻): |
そうなんです。 先日、実家のお隣がお引越しされたんですけど、その後、なかなか新しい方の入る様子がなかったので聞いてみたら、こちらの○×不動産さんが管理されているというので。 |
| 真地: | ハイ、確かに。こちらで売り物件としてお出ししておりますよ。 今、物件資料を…あ、美鳥さん! |
美鳥: |
物件資料、お持ちいたしました。初めまして、わたくし美鳥と申します。 うわぁ〜、カワイイ赤ちゃんですねぇ。パパとママ、おじいちゃん、おばあちゃんと近くで暮らせるなんて、お子さんにとっても、とてもいい環境になりますね。 |
客(夫): |
ただ、なにぶん私たちはまだ若いので、自己資金もまだ少なくて。 |
客(妻): |
中古住宅なので、リフォームもしたいと思っていますし……。 |
美鳥: |
お客様のようなお若いご夫婦の方の場合、自己資金が少ないケースももちろん多いですよ。 住宅ローンやリフォームローンなどもありますので、最大限これらのローンを活用することができれば、ご購入も可能かと思います。 |
客(夫): |
ローンにもいろいろ種類があるんですね。 でも、そのローンというのも、どの程度借りることができるのか、心配で。 |
美鳥: |
ローンを借りられるかどうかを知るには、まず審査が必要です。 それによって借りられる額も変わってきます。 |
客(妻): |
審査って、どんなことを審査されるんですか? |
美鳥: |
例えば、勤務先や勤続年数、お二人の年収、ご年齢、自己資金額などが審査項目にはあります。 そのほかに大切なのが、ほかに借入金がないかどうかです。 借入金というのはカードローンや消費者金融だけでなく、車のローンなども含まれます。 |
客(夫): |
えっ、車のローンまで? じゃあ、やっぱり車を買うのは当分先だな〜。 |
| 真地: | あ!自己資金のことですが、ご両親から資金を援助してもらうことは考えられませんでしょうか? 住宅取得のための資金であれば、特例として3,500万円まで無税になる「相続時精算課税」という制度があります。 もし、こちらも可能性があれば、ご検討されてみてはいかがでしょう? |
美鳥: |
それから住宅ローンを組むと、今でしたらまだ「住宅ローン減税制度」を受けることができます。 年末のローン残高に対して、10年間で最高200万円の所得税の税額控除が受けられますね。 |
| 真地: | 減税を受けるための主な条件は、確か……10年以上の住宅ローンを組むことと、その他、築年数要件などありますが、今回の物件にも適合しますね。 |
客(夫): |
なるほど。住宅ローンの審査に通れば、僕ら若い世代でもなんとか家を持つことができるかもしれないね。 |
客(妻): |
わたしも両親にちょっと資金のことを相談してみるわ。 そもそも私の両親が、今回の家のことを勧めてくれたんだし、援助してくれる可能性はあると思うの。 |
客(夫): |
そうだな。じゃあ、まず両親に相談して、それから銀行で住宅ローンとリフォームローンについて、あたってみたいと思います。 |
| 真地: | お二人の住みかえがご希望通りに進みますよう、応援しております!! もちろん銀行へのローン打診についても、最大限サポートさせていただきますよ!! |
美鳥: |
(なんだか、今日の真地君、いつにもましてハリキッてるわねぇ……?) |
そんな美鳥さんの視線をよそに、最高の笑顔でお客様を見送る真地君。
今回は、ちょっと難しいローンの説明もしっかりできて、お客様にも安心していただけたようです。
不動産の購入という大きな買い物に際しては、このような若い夫婦だけでなく、きっと多くの方にとってお金のことは重要なポイントでしょう。
最近では、このようなお金の問題を様々な形でサポートしてくれるローンが登場しています。
その代表的な動向を紹介しましょう。
住宅ローンをめぐる周辺事情
【フラット35】
住宅金融公庫の廃止により、新たな「長期固定金利ローン」として台頭してきたのが2003年から始まった「フラット35」。民間と公庫が提携した新型ローンで、かつての公庫融資と民間融資の特徴を併せ持っている。金利や融資条件は金融機関によって異なるが、長期固定・低金利ローンとして注目されている。
【民間金融機関の住宅ローン動向】
民間金融機関の住宅ローンも、ここ数年で購入物件の種別に特化したものや、借入者の職業によって金利を優遇するタイプなど、さまざまな種類がでてきている。これにより、従来よりも個人のライフスタイルにあったものを選択することが可能になってきた。
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