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夏のスタミナ源として活躍するとうもろこし

世界三大穀物と呼ばれ、世界中の食卓で親しまれているとうもろこし。
そのままゆでて食べるだけでも、みずみずしい甘みが口中いっぱいに広がります。

独特な甘みと食感は新鮮さが命!

とうもろこしの旬は7月末から9月初め。独特な食感と甘みが大きな特徴です。もぎたての新鮮な味わいを楽しむなら、外側の葉がみずみずしい緑色で、大粒の実が隙間なくぎっしりと並んでいるものを選びましょう。気温30度の日に一日常温で放置すると、鮮度が落ちてしまうので要注意。そうなると、葉の色や実の色が白っぽくなり、水分や甘みが低下し、おいしさも半減してしまいます。栄養分を逃さず、おいしく味わうためにも、買ったらすぐに冷蔵庫で保存し、早めに食べきりましょう。ゆでるだけでもおいしく味わえますが、焼いたり、実をはずして炒めたり、かき揚げ、スープなどに幅広く使えます。

美容と健康に役立つ栄養素が豊富

糖質やでんぷんが多く、胚芽の部分にはビタミンB1・B2がたっぷり含まれ、夏のスタミナ源として役立ちます。老化予防に役立つとされるビタミンEや、動脈硬化予防に期待されるリノール酸なども含まれています。さらに、腸の働きを助ける食物繊維など、美容とダイエットに欠かせない栄養素を含んだ女性にうれしい野菜です。

おいしさを保つポイント
冷蔵庫に保存するときは、皮付きのまま立てて野菜ボックスへしまっておくと、甘みが低下しにくくなります。すぐに食べない場合は、ゆでて冷凍保存しておくとよいでしょう。

今月の旬 No.14「とうもろこし」

とうもろこしの成分値
(生・可食部100g当たり)
エネルギー
92kcal
たんぱく質
3.6g
脂質
1.7g
炭水化物
16.8g
食物繊維
3.0g
カリウム
290mg
カルシウム
3mg
マグネシウム
37mg
リン
100mg
0.8mg
亜鉛
1.0mg
βカロテン
53mcg
ビタミンE
1.3mg
ビタミンK
1mcg
ビタミンB1
0.15mg
ビタミンB2
0.10mg
ビタミンB6
0.14mg
ナイアシン
2.3mg
葉酸
95mcg
パントテン酸
0.58mg
ビタミンC
8mg
5訂増補「日本食品標準成分表」
より引用

コーンポタージュ

調理時間約15分 約253kcal(1人分)
コーンポタージュ
材料(4人分)
クリームタイプコーン1缶、牛乳700ml、生クリーム50ml、食パン(12枚切り)1枚、塩適宜、こしょう適宜、ブイヨン1個
とうもろこしの甘みで心も体も温まるスープ。
作り方
(1)クリームタイプのコーンをミキサーにかける。(2)鍋に(1)と牛乳、生クリーム、塩、こしょう、ブイヨンを入れ、火にかけ、ひと煮立ちさせる。その後、弱火でコトコトと少々煮込む。(3)食パンをトースターなどでこんがりと焦げ目が付くまで焼く。焼き上がったら5mm角に切り、クルトンを作る。(4)(2)のコーンスープを器に盛り付け、(3)のクルトンを飾って出来上がり。

とうもろこしご飯

調理時間約50分 約370kcal(1人分)
とうもろこしご飯
材料(4~6人分)
とうもろこし1本、米3合、しらす30g、人参1/3、油揚げ1枚、ワカメ少々、バター適宜、水少々、みりん大さじ1、お酒大さじ1、醤油大さじ1+少々、塩適宜
ホカホカご飯の湯気と一緒にとうもろこしの風味が立ちのぼります。
作り方
(1)ワカメは、水で戻しておく。よくふやけたらザルに上げ、ざく切りにする。(2)とうもろこしは、実の底に包丁で切れ目を入れ、芯から一列ずつ取り出していく。(3)人参は、4cmの長さに細切りにする。(4)油揚げは幅1/2に切り、4mmのたんざく切りにする。(5)(2)のとうもろこしをバターで炒める。(3)の人参、(4)の油揚げも入れて炒め、水、みりん、お酒、醤油、塩で味を調え、とうもろこし、人参に火が通ったら、ワカメを加えサッとひと煮立ちさせて火を止める。器に具材と煮汁をわけておく。(6)お米をとぎ、(5)の煮汁と醤油少々を加えて、水を3合分まで加える。30分程つけておいたら炊飯器で炊く。炊き上がったら(5)の煮た具材としらすを入れて混ぜ合わせる。よく混ざったら、茶碗に盛り付けて出来上がり。

とうもろこしのミートローフ

調理時間約40分 約404kcal(1人分)
とうもろこしのミートローフ
材料(2人分)
ホールコーン1缶(小)、鶏ひき肉400g(鶏軟骨を入れてもよい)、いんげん4~5本、人参1/2、卵2個、うずら卵6個、玉ねぎ1個、クレソン適宜、プチトマト適宜、パン粉1/2カップ、生クリーム1/2カップ、バター適宜、塩適宜+少々、こしょう適宜、ナツメグ適宜、ケチャップ適宜、醤油大さじ2、小麦粉適宜、空の牛乳パック1つ、クッキングシート、たこ糸
切り口鮮やか、とうもろこしがいっぱい詰まった
鶏肉のミートローフ。
作り方
(1)うずら卵は、水から5~6分ゆでる。ゆで上がったら冷水につけ、殻をむく。(2)いんげんは、へたを取る。人参は棒状に切る。いんげん、人参をサッと塩ゆでする。その後、小麦粉を入れたビニール袋にいんげん、人参、(1)のうずら卵を入れて、振りながらまんべんなく小麦粉をまぶす。クレソン、プチトマトは水で洗いシャキッとさせておく。(3)玉ねぎはみじん切りにする。フライパンにバター、みじん切りにした玉ねぎを入れ、あめ色になるまで炒める。最後に塩、こしょうで下味をつける。ボウルなどにあげて冷ましておく。(4)大きなボウルに鶏ひき肉、ホールコーン、卵2個、(3)の玉ねぎ、生クリーム、パン粉、塩、こしょう、ナツメグを入れてねばりが出るまでこねる。(5)空の牛乳パックの側面1片をハサミなどで切り取り、手作りの型を作る。牛乳パック型の中にクッキングシートを敷き、(4)の1/4量を敷き詰め、小麦粉をふる。その上に(2)のいんげん、人参を載せ、また(4)の1/4量を敷く。さらに、小麦粉をふってうずら卵、(2)のいんげん、人参を載せて(4)の残りを上に載せる。軽くトントンと型の側面を叩きながら空気を抜く。(6)(5)に切り取った牛乳パックで蓋をして、形が崩れないようにたこ糸で2~3ヶ所程、しっかりと結ぶ。その後、電子レンジに入れ、12~13分程かける。(7)ケチャップと醤油を混ぜ合わせてソースを作る。(8)(6)の固まったミートローフを押してみて、肉汁が澄んでいたら、電子レンジから取り出す。牛乳パック型からミートローフを取り出し、食べやすい大きさに切る。器に(2)のクレソン、プチトマトをあしらい、ミートローフを盛り付けて(7)のソースをかけたら出来上がり。

※カロリー表示は、5訂増補「日本食品成分表」をもとに計算

岡崎晴美先生
料理/岡崎晴美先生
晴美先生の本業は、世田谷区北沢にて開業している「岡治療室」の鍼灸師さん。「おかんクッキング」は号を重ねるごとに人気を博し、とにかくおいしい料理ばかりです。「晴美先生のレシピで作ってみました」と読者からのハガキも多数。自身も日頃から栄養ある料理を作り、おいしく作れた料理レシピを患者さんや編集部に教えていただいています。まだまだ、「レシピの引き出しはたくさんあります」とのこと。
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