おばあちゃん教えてcooking

「夏野菜の女王様ですよ」
「一度にたっぷり使い、おいしくいただきます」

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赤みが元気のもとになる、トマト

八百屋の店先やスーパーの店頭でひと山いくらの熟したトマトが出回る季節。
多すぎて日持ちしないからとためらってはいませんか。
湯むきして冷凍しておけばいつでもすぐ料理に使えます。
トマト料理で夏を元気に乗り切りましょう!

夏こそおいしいトマトをたっぷり使ったお料理を作ってみませんか。トマトには、美容と健康に欠かせないビタミンC・B1やカリウムなどが含まれています。トマトの真っ赤な色はカロテノイドの一種であるリコピンという色素成分によるものです。サラダなどに使って生で食べるのはもちろんですが煮込み料理やソースにしても美味。トマトに含まれる、うまみ成分グルタミン酸が、お料理の味をさらにおいしくしてくれます。

トマトの成分値

(生・可食部100g当たり)

トマト
エネルギー
19kcal
たんぱく質
0.7g
炭水化物
4.7g
食物繊維
1.0g
カリウム
210mg
カルシウム
7mg
マグネシウム
9mg
0.2mg
亜鉛
0.1mg
リン
26mg
βカロチン
540mcg
ビタミンK
4 mcg
ビタミンB6
0.08mg
ナイアシン
0.7mg
葉酸
22mcg
ビタミンC
15mg

5訂増補「日本食品標準成分表」より引用

βカロチンがたっぷり、赤い色素成分リコピンは抗酸化作用で注目の的。

トマトに含まれるリコピンが発見されたのは最近。赤い色素で、抗酸化作用をもつリコピンは生活習慣病の予防に効果があり、また、肌を美しく保つ働きもあるといわれています。夏バテぎみの疲れた身体に、日焼けした肌に、トマトの有効成分が働きかけてくれます。

良いトマトの見分け方

ヘタはぴんとして鮮やかな緑色。表面に傷がなくハリとツヤがあり、丸みがありずっしりと重いものを選びましょう。水につけて沈むトマトは鮮度が高い目安となります。

トマトの皮をむく方法

たくさんのトマトの皮をむく時は湯むきをお勧めします。鍋にたっぷりのお湯を沸騰させトマトを1個ずつ入れ5秒程度ですくいだすと簡単に皮をむくことができます。

イカのエスターテ風煮込み

調理時間約50

イカのエスターテ風煮込み

作り方
(1)スルメイカはわたを抜き、2センチ幅の筒切り。足は食べやすい長さにそろえる。トマトはざく切り、玉ねぎは2センチ幅のくし形に切る。じゃがいもは皮をむいて厚めの拍子切り。にんにくは薄切り、にんじんは斜め輪切り、キャベツはざく切り。ズッキーニ、セロリ、ソーセージは大きめの乱切りに。きのこは房をはずすかスライスする。(2)鍋にオリーブオイルを入れて、にんにくを入れ、良い香りが出てきたら、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒める。(3)(2)にイカを入れ炒め表面が白くなったら、にんじん、じゃがいもなど硬い順に野菜を入れ、最後にきのこ、ソーセージ、トマトを入れざっくりと炒める。(4)野菜の表面に油がまわったら、水と固形スープの素2個を入れて煮込む。野菜に火が通ったら味をみて、酸味が気になるときはザラメを大さじ2程入れる。塩・こしょうで味を整え、パセリなどを飾ってできあがり。

材料(5~6人分)
スルメイカ2はい、オリーブオイル大さじ3、にんにく2片、玉ねぎ1個、じゃがいも中2個、にんじん1本、ズッキーニ1本、セロリ1本、キャベツ2~3枚、湯むきしたトマト5~6個、フランクフルトソーセージ2本、きのこ(エリンギ・しめじ・マッシュルームなど何でも可)1パック、固形スープ2個、水3~4カップ程度、塩・こしょう・適宜

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マーボートマト

調理時間約25

マーボートマト

材料(4人分)
湯むきしたトマト3個、長ネギ1/2本、豚ひき肉150g、ピーマン1個、調味タレの材料[にんにく1片、オイスターソース大さじ2、酢大さじ1、塩小さじ1/2、コショウ少々]サラダオイル少々、ごま油大さじ1、片栗粉小さじ1、水大さじ1

作り方
(1)ニンニクはすりおろして、調味タレの材料とよくまぜておく。(2)トマトは湯むきしてくし形に切る。長ネギはタテに4つ割りし5ミリ位の厚さに刻む。(3)ピーマンは細切りにして、フライパンにサラダオイルをひき色よく炒めておく。(4)片栗粉を分量の水でとかしておく。(5)フライパンにごま油を入れ熱してから、豚ひき肉を入れ中火でぱらぱらになるまで炒める。長ネギ、トマトを加え、トマトがやや熱くなる程度に炒める。(6)(5)に(1)のタレを回し入れ、ざっくりと混ぜる。煮立ったら(4)の水溶き片栗粉をかきまぜながら回しかけて、とろみをつけてできあがり。

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夏の夕焼けトマトの卵焼き

調理時間約20

夏の夕焼けトマトの卵焼き

材料(2人分)
ズッキーニ1/2本、卵3~4個、湯むきしたトマト1個、オリーブオイル・バター少々、塩・こしょう少々、タバスコ・トマトケチャップ適宜

作り方
(1)トマトはざく切り。ズッキーニは5ミリの輪切りに。(2)卵は割ってボールに入れ、軽く塩・こしょうして焼く直前にざっとかきまぜる。(3)フライパンにオイルを入れ熱くなってきたらズッキーニを炒め、しんなりしてきたらトマトをさっと炒めて酸味をとばし皿に移しておく。(4)フライパンをきれいにして、オリーブオイルをひいてアツアツのフライパンに(2)の卵を流し込む。バター少々を卵の上に2~3ヶ所落とす。卵の底が固まってきたら(3)をトッピング風に上に並べ、卵焼きの表面に全部火が通らないうちに皿に移す。(5)切り分けて、お子様向けにはトマトケチャップ、大人向けにはタバスコを添えて、できあがり。

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丸ごとトマトチャーハン詰め

調理時間約20

丸ごとトマトチャーハン詰め

材料(4人分)
湯むきしたトマト5~6個、オリーブオイル大さじ1、にんにく少々、ベーコン1枚、セロリの葉4~5枚、ごはん茶碗1杯分、塩・こしょう少々、モッツァレラチーズ適宜、あればバジル少々で飾る

作り方
(1)湯むきしたトマトはヘタの部分を切って中味をさっとくりぬく。ヘタの部分とトマトの中味はきざんでおく。(2)にんにく、ベーコン、セロリの葉はそれぞれ粗みじん切り。(3)フライパンにオイルを入れにんにくを炒める。香りが出てきたところで、ベーコン、セロリ、トマトの順に炒めて酸味をとばす。ごはんを加えて炒め、塩・こしょうする。(4)トマトに(3)のチャーハンをつめる。上にチーズをのせ、オーブントースター、またはレンジでチーズがとろりとするまで温めて、あればバジルを添えて、できあがり。

料理/岡崎晴美先生
晴美先生の本業は針灸師。世田谷区北沢で開業されている。先生を慕い、新幹線で地方から通ってくる人もいるほどの知恵と技術を持った達人おばあちゃんだ。多くの体調不良の患者さんを見てきた経験から、その原因のひとつに食生活の乱れがあると気がつき、時には手作りの総菜を渡されることもある。「先生から健康だけでなく元気ももらえる」と評判のある元気いっぱいの先生だ。

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