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11月のマンション市場動向・首都圏・新築分譲、発売戸数22.7%減

2016年12月15日

不動産経済研究所は14日、11月の「首都圏マンション市場動向」を発表した。新規供給戸数は前年同月比22・7%減の2701戸と、2カ月連続の減少となった。また、初月契約率は62.5%で、好調ラインの70%を2カ月連続で下回った。前年同月(82.1%)比では19.6ポイントのダウンで、需給ともに低調だった。

11月の供給は全181物件・2701戸(前年同月140物件・3496戸)で、物件数は前年同月を41物件上回ったものの、1物件当たりの平均戸数が14.9戸にとどまった。100戸以上を売り出した物件は僅か2物件で、前年同月の10物件を大きく下回っている。また初回売り出し物件(単発物件を含む)は35物件・1209戸と、前年同月の34物件・2145戸を戸数で936戸下回っており、その結果として全体の供給も2割以上の落ち込みとなった。

供給をエリア別にみると、神奈川県が3.0%増と伸ばした一方、その他のエリアはいずれも2ケタ減となっており、なかでも千葉県が35.2%と3割以上落ち込んだ。都区部は1119戸で、29.8%減と千葉県に次ぐ減少幅となっており、シェアは41.4%(前年同月45.6%)にとどまった。

契約戸数は1689戸で、初月契約率は62.5%。エリア別にみると、戸数を伸ばした神奈川県が73.7%と好調ラインの70%を唯一上回ったものの、都下が52.9%、埼玉県も55.4%と50%台に低迷した。戸当たり平均価格は前年同月比18.4%下落の5161万円、m2単価は同14.0%下落の74.9万円と、いずれも3カ月ぶりの下落となった。エリア別では、都下と神奈川県が戸当たり、単価ともに上昇したのに対して、都区部と埼玉県はいずれも2ケタ下落した。

専有面積は68.89m2で前年同月比5.2%の縮小。100m2以上の住戸は都区部1物件・1戸、都下2物件・2戸、神奈川県3物件・3戸、埼玉県1物件・1戸の合計7物件・7戸で、シェアは0.3%だった。

即日完売は1物件・34戸(シェア1.3%)、フラット35登録物件戸数は2658戸(同98.4%)。11月末時点の販売在庫は6324戸で、前月末比では42戸減と、2カ月ぶりに減少に転じた。

なお、12月には、7000戸程度の供給が見込まれる。1~11月の累積発売戸数は、前年同期(3万4260戸)比16.0%減の2万8765戸で、2016年の年間供給戸数は3.5万戸台となる見込みである。

(提供:日刊不動産経済通信)

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