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ライフスタイル・ナビゲート >> ますます進化する快適キッチン(2005年10月号) 2005.10.28
ライフスタイル・ナビゲート VOL.19
ますます進化する快適キッチン
かつて「男子、厨房に入るべからず」ともいわれたキッチン。しかし今やキッチンは、夫婦のコミュニケーションを深める場所だったり、ホームパーティーの陰の主役になったりと、その存在感は増すばかりです。そこで、暮らしにあったキッチンのタイプや、水回りに関する素朴な疑問を解き明かしながら、便利で心地よい最高のキッチンを研究してみましょう。
ますます進化する快適キッチン
ライフスタイル別キッチンのススメ
 居心地のよいキッチン。それは自分たちのライフスタイルにどこまで寄りそっているかで決まります。人間にとって最も大切な“食”に密着した場所と、そこに暮らす人の相性がよければ、これほどハッピーな住まいはありませんね。まずはライフスタイル別にキッチンプランを考えてみましょう。

 ディンクス夫婦の場合、二人そろってキッチンに立てる広さも大切ですが、それ以上に重要なのが機能的な動線と収納スペース。洗面室やバルコニーへ繋がる動線があれば家事がラクに片付きます。またキッチン横などにパントリー(食品庫)を設けて、とりあえず食器類は全てそこにしまう手も。将来的にはパントリーをミセスコーナー(家事室)にすることも可能です。
 小さなお子様のいるご家庭なら、リビングの様子がわかる対面式カウンターキッチンがベスト。ママのお料理中、お子様にはカウンターでお絵描きなどをさせておけます。母親はもちろんですが、子供もお母さんとの一体感を感じながら、安心してお料理の出来上がりを待つことができます。また、キッチンといえば、新居の真新しい壁や床を油や水で汚したくないと、油の飛び散り(主にアイランド型の場合)を気にする方いるかと思いますが、そんなときにはコンロやシンクの前にプレートを設置すれば、汚れを気にせず美味しい天ぷらを揚げたり水仕事もできます。

 忘れてはならないのがご年配者のためのキッチン。「まだまだ先のこと」と思わず一緒に考えてみましょう。お年寄りの場合、吊り戸棚よりもアイレベル(目の高さ)収納を充実させることが基本です。吊り戸棚を省いた箇所にダウンライトを付ければ、明るさもアップします。また電動のオートダウンウォールを設置して、ワンタッチで吊り戸棚を昇降させることもできます。火を使わないIHクッキングヒーターも、年々普及しています。ヒーターをうっかり切り忘れた場合でも、自動的に通電を停止するタイプもあるので、ご年配のご夫婦二人だけの暮らしでも心強いキッチンになりそうです。
カウンターキッチン

1)カウンターキッチン
家族との会話が途切れないカウンターキッチン。小さなお子様もおとなしくママのお料理を待っていられます
[写真提供]日神パレステージ西川口グランアベニュー
シンク前プレート

2)シンク前プレート
シンクの水はねを防ぐプレート。コンロ前に設置して油はねを防ぐタイプのプレートもあります
[写真提供]トステム株式会社

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家族の距離を縮めるキッチン
オートダウンウォール

3)オートダウンウォール
ワンタッチで吊り戸棚が降りてくる便利なオートダウンウォール。ご高齢者のキッチンワークにも便利です
[写真提供]サンウエーブ工業株式会社
座れるシステムキッチン

4)座れるシステムキッチン
座ってお料理のできるキッチンは足腰への負担も軽減。腰痛に悩む人には必見のキッチンです
[写真提供]松下電工株式会社
スタイリッシュなステンレスキッチン

5)スタイリッシュなステンレスキッチン
5mm厚の無垢ステンレス・ワークトップをエナメル鏡面塗装のドアと組み合わせた、シンプルで丈夫なキッチンです。
[写真提供]株式会社アムスタイル
 ところでカウンターの理想的な高さって、どのくらいなんでしょう? 目安は〈身長÷2+5cm〉。160cmの人なら〈160÷2+5cm〉で85cmの高さが最適です。最新のマンションなどでは高さをセレクトできるのがほとんどですが、現在使用しているカウンターでもフロアキャビネット下の台輪をカットして調節できる場合もあります。
 ワークトップの素材も様々で、どれがよいのか迷ってしまいますね。最も普及しているステンレスは錆びにくく丈夫な点が特徴。人造大理石はその色柄の豊富さが魅力です。ステンレスでも鏡面仕上げなどのスタイリッシュなものや、耐久性にすぐれた人造大理石も増えていますので、インテリアにあわせて選ぶのが一番でしょう。

 キッチンとリビングの境界があいまいになるにつれて、クローズアップされてきたのが「音」の問題です。大好きな映画を楽しんでいる後ろで、水の弾ける音やキャビネットの開閉音が聞こえては、せっかくの雰囲気も台無しです。最近では静音仕様の水回り設備も充実し、シンクや水栓以外にも吸音材を使用した食器洗い洗浄機も登場しています。
 クリーンなキッチンを保つために避けて通れないのがゴミ問題。そこでディスポーザーを最初から採用する住まいも増えています。生ゴミを粉砕・分解・廃水処理するため夏場でも嫌な臭いがこもりません。粉砕時のモーター音を軽減したタイプや全自動式も登場しており、ますます便利になっています。
 キッチンは火を使う場所ですから、当然、耐震・防災への配慮も怠ってはいけません。最初から耐震ロックや耐震ラッチ付吊り戸棚、消火装置などをセットしたキッチンもありますが、これらは後付けも十分可能です。コーヒーメーカーの下に耐震マットを敷いたり、食器棚のノブに金具のチェーンを取り付けたりと、キッチンの耐震・防災は今日からできることがたくさんあります。ぜひ実践してみましょう。

 ある調査によれば、キッチンはリビングやお風呂に次いで家族の会話が多い場所だそうです。キッチンにいる時間が長い家族って、なんだかそれだけで幸せに見えませんか? 週末あたり、ご家族そろってショールームに出かけてみるのも面白いでしょう。きっと新しい発見に出会えますよ。

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暮らしを楽しくするヒントがたくさんあります!
日進月歩で進化するキッチン設備・家電。ますます便利になるこれらの製品は、人と環境にもどんどんやさしくなっています。ぜひわが家にも取り入れて快適キッチンを楽しんでください!
サイレントプルオープン食器洗い乾燥機 キッチン用タッチレス水栓 キッチンボネックス

6)サイレントプルオープン食器洗い乾燥機
運転音の静かな食器洗い乾燥機のため、リビングの家族のだんらんを邪魔しません。深夜でも使えますね
[写真提供]クリナップ株式会社

7)キッチン用タッチレス水栓
センサーに軽く手をかざすだけ。手を汚してしまうお料理や両手がふさがっているときに便利です
[写真提供]株式会社 INAX

8)キッチンボネックス
てんぷら油が発火したら、熱センサーが作動し薬剤を放出する自動消火装置。安心してお料理できます
[写真提供]株式会社ボネックス
生ゴミ処理機 全自動エスプレッソマシン ミニクッカー SR-03G

9)生ゴミ処理機
排水口から直接生ゴミを投入できるタイプの生ゴミ処理機。キッチンをいつでもクリーンに保てます
[写真提供]トステム株式会社

10)全自動エスプレッソマシン
豆挽きから抽出、粉の処理まで全自動でおこないます。食後のコーヒーが欠かせない方にオススメ
[写真提供]デロンギ・ジャパン株式会社

10)ミニクッカー SR-03G
炊飯以外のお料理もできるミニクッカー。寒い冬にはこんなチーズフォンデュで身も心も温まりましょう
[写真提供]松下電器産業株式会社
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