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ライフスタイル・ナビゲート >> 秋の夜長の快眠ベッドルーム研究(2005年9月号) 2005.9.29
ライフスタイル・ナビゲート VOL.18
秋の夜長の快眠ベッドルーム研究
涼やかな秋風が肌に心地よい季節になりました。美味しいものを食べに出かけたり、スポーツを楽しんだりと、やりたいことは盛りだくさんなのに、なぜか体がついてこない……なんて悩んでいる人はいませんか? そんな人は、昨晩ぐっすり眠れたかどうかを思い出してください。疲れの原因は、ベッドルームにあるのかもしれません。
秋の夜長の快眠ベッドルーム研究
よい睡眠は長さではなく質が決め手
 ある民間の最新の調査では、日本人の平均睡眠時間は約6.8時間とされ、世界でもっとも睡眠時間の少ない国民だそうです。とりわけ働き盛りの25歳から54歳までの人にこの傾向が強く、仕事で疲れているにもかかわらず充分な睡眠時間を確保できず、体調を崩す人も少なくありません。だからといって、8時間以上の睡眠時間をとることも、あまり健康にはよくないことが最新の医学のデータからわかってきました。睡眠は「長さ」よりも「質」が決め手になるのです。
 では、質のよい睡眠のために何が必要なのでしょう? じつはわたしたちの体の中にその秘密が隠されています。わたしたちは地球と太陽の動きにあわせて、1日を24時間周期で生活しています。ところがわたしたちの体は本来25時間周期で動くようになっているのです。このズレを調節してくれるのが、脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)と呼ばれる部分。いわゆる体内時計と呼ばれるセクションです。この体内時計は太陽光を浴びることでリセットされますが、最近は深夜遅くまでの残業や、夜型の生活になったりと、体内時計の針を上手にリセットできず不眠におちいる人がいます。また、日頃のストレスが原因で寝つけず睡眠不足になる人も急増中です。質のよい睡眠には、「体内時計の上手なリセット」+「リラックスできる睡眠環境」の両面を整える必要がありそうですね。
 体内時計をリセットする方法はとても簡単です。太陽光をぞんぶんに浴びること、規則正しく食事をとること、そしてできるだけ外に出て多くの人と語りあい、アクティブに暮らすことが上手な体内時計のネジのまき方です。
ベッドルーム

1)ベッドルーム
一日の疲れをいやすベッドルーム。目にやさしい照明や落ち着くカラーのカーテンなど、いろいろと工夫を凝らしたいものです
[写真提供]グランシティ浦和常盤
快眠色のベッドカバー

2)快眠色のベッドカバー
ベッドカバーなどの寝具には、ホワイトやベージュ、淡いブルーなど目を刺激しないカラーを選びましょう
[写真提供]ティーピーオーベッド株式会社

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安眠できるベッドルーム
遮光カーテン

3)遮光カーテン
遮光カーテンなどを利用して、睡眠中はできるだけ光が目に入らないように調整するのも、快眠の基本
[写真提供]インテリア館優彩
ハーブティー

4)ハーブティー
寝つけない夜には安眠をさそうハーブティーでリラックス。ノンカロリーなのにほんのり甘い口当たりです。
[写真提供]南富士産業株式会社「快適生活市場」
快眠ルーム宿泊プラン

5)快眠ルーム宿泊プラン
快眠ルームの宿泊プランを設けたホテルも登場しています。快眠コンシェルジュのコンサルティングも受けられます
[写真提供]ロイヤルパーク汐留タワー
 上手に体内時計をリセットしたなら、今度は、リラックスできる睡眠環境を考えてみましょう。ぐっすり眠るためのベッドルームですが、どうも熟睡感が得られないと思っている人はいませんか? もしそう感じるのなら、お部屋の湿度と気温を測ってみてください。湿度は50%前後、室温は夏なら25度前後、冬は12〜15度あたりが寝室にはほどよいといわれています。なかにはユニークなベッドルームを演出したいために、ビビッドなカラーの寝具を使う人もいるでしょう。しかし脳がもっともリラックスできる色は淡いブルー系です。ベッドルームの壁になじむベージュなども、目や脳を刺激することのないやすらぎのカラー。鮮やかな赤やインパクトの強いピンクなどは控えめにしましょう。

 照明も理想的なベッドルームづくりを大きく左右します。できれば照明は20〜30ルクス(豆電球1個が約10〜15ルクス)に抑えたいのですが、独り暮らしの女性などは、セキュリティを意識して灯りをつけたまま寝る人も少なくありません。その場合、目に差し込まない間接照明にするなどの工夫を施してみてください。

 音は40デシベル以下(深夜の住宅街、図書館の中と同レベル)が理想ですが、都心では難しい条件かもしれません。最新のマンションのように窓を2重サッシにする方法もありますが、できるだけお金をかけたくない人には、ヒーリングミュージックで耳をごまかす手段もあります。その場合、ステレオのタイマー機能を使って、寝始めの90分だけ音楽をかけ、眠りに落ちた頃には音がやむようにセットしてください。

 日々の生活の中でできる安眠の工夫は、ベッドルーム以外にもまだまだたくさんあります。37〜39度ぐらいのぬるめのお風呂につかったり、ハーブティーで緊張感をやわらげることもできます。ほかにも、パートナーにマッサージをしてもらったり、大好きなペットの体をやさしくなでることも眠りを誘う効果があるそうです。よく不眠に悩む人は、眠れない自分を責めてしまうことがありますが、これは快眠にとって一番の敵。眠れない夜は、ホットミルクでも飲みながら大好きな映画を見てリラックスしましょう。いつの間にか心地よい眠りに落ちているかもしれませんよ。

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暮らしを楽しくするヒントがたくさんあります!
次々と進化している快眠グッズ。よりよい睡眠を得たいと願う人が、ますます増えている証しなのでしょう。グッスリ眠りパッチリ目覚めるための、便利な安眠グッズをご紹介します。
アイダーダウン羽毛掛けふとん 形状自動調節まくら 丸竹まくら

6)アイダーダウン羽毛掛けふとん
アイダーダックの羽毛が詰められた希少性の高い掛けふとん。オールシーズン使える高級品です
[写真提供]昭和西川株式会社

7)形状自動調節まくら
圧力センサーで最適なまくらの高さへと自動調節してくれます。軽いまくら素材で、丸洗いもできます
[写真提供]松下電器産業株式会社

8)丸竹まくら
こんなスッキリした竹製の枕があると便利。腰や背中において使うとデスクワークの疲れがとれる効果も期待できます
[写真提供]竹虎株式会社
光で起こす目覚まし時計 いびきを軽減するいびキッカー

9)光で起こす目覚まし時計
朝陽の変化を再現した光で、体に無理なく目覚められる時計。体内時計のネジをキッチリまいてくれそうです
[写真提供]松下電器産業株式会社

10)いびきを軽減するいびキッカー
あおむけから横向きに姿勢を寝返らせるのを目的にしたいびき軽減器。背中の下に置いた空気袋とつないで使います
[写真提供]兼松株式会社

 
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