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ライフスタイル・ナビゲート >> 今年の夏は“和の心”で勝負! 賢い冷房対策(2005年6月号) 2005.6.24
ライフスタイル・ナビゲート VOL.15
カラダにも環境にもやさしい夏の冷房対策
うっとうしい梅雨があけたと思ったら、太陽のギラギラ照りつける本格的な夏の到来です。オフィスでも自宅でもエアコンがフル稼働するこの時期、体調を崩す人もあらわれてきますね。政府でも“クール・ビズ”という軽装化を推進して、エアコンの設定温度を低くしすぎないなどの運動を繰り広げています。健康的な夏の冷房対策を考えてみましょう。
カラダにも環境にもやさしい夏の冷房対策
夏の健康数式は〈外気温度−5度〉
 もしも今、みなさんのいるお部屋でクーラーが稼働しているなら、設定温度を確認してみましょう。26度、24度、中には20度以下に設定しているお部屋もあるかもしれませんね。ある統計によると、家庭でのクーラーの平均設定温度は26.3度。かたや政府が“クール・ビズ”の夏の軽装化運動で推進しているのは28度です。クーラーの設定温度は、外気温度からマイナス5度以内に設定するのが健康的な温度といわれています。日中の気温が33度、34度以上にも昇る日本の夏の場合、省エネ面だけでなく健康面からも、やはり室内温度は28度ぐらいがちょうどよいといえるでしょう。

 もしこの〈外気温度−5度〉の目安を無視して、冷房で冷え切った部屋に長時間いた場合、クーラー病などで体調を崩す危険があることは、みなさんもよくご存知。体が急激な温度変化に対応できずに自律神経のバランスを壊し、頭痛以外にも不眠や食欲低下などを引き起こします。これではきびしい夏の暑さを乗り切ることができなくなってしまいます。 また家計の面で考えても、クーラーの設定温度を1度上げると電気代が約10%も節約できますから、この〈外気温度−5度〉の数式はぜひ心掛けたいものですね。

 よく夏の体調の悪さをすべてクーラーのせいにしてしまうことがありますが、上手に使えば決して健康をそこなうものではありません。まず、気をつけたいのがクーラーの風を直接体にあてないこと。そのためにはクーラーの風量を、「弱」ではなく「強」にします。意外かもしれませんが、クーラーの風量が弱いとその分冷やされた空気が外に出るようになっています。また空気が流れにくいため、冷えた空気がそのまま体に落ちることにもなります。なので風量を「強」にして風向きを上にすれば、冷たい空気も直接当たらず、快適に過ごせます。
省エネタイプエアコン

1)省エネタイプエアコン
冷えすぎない除湿コントロールやカビショック運転、省エネルギーなど、家計にもカラダにもやさしい機能がそろっています
[写真提供]ダイキン工業株式会社
除湿乾燥機

2)除湿乾燥機
湿度センサーでお部屋の湿度を感知し、70%以上になるとランプで知らせます。浮遊するカビ菌をフィルターでキャッチして抑制します
[写真提供]株式会社東芝

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今年は“和の心”で夏の暑さと勝負
マイナスイオン扇風機

3)マイナスイオン扇風機
扇風機から送られる風とともにマイナスイオンもお部屋に広がります。エアコンと併用することで省エネルギーにも効果大です
[写真提供]株式会社東芝
すだれ

4)すだれ
最近はこのような洋間にも和室にも似合うすだれも登場しています。素朴ながらも上質な涼感が味わえますね
[写真提供]井上スダレ株式会社
打ち水には木桶と柄杓で

5)打ち水には木桶と柄杓で
せっかくの風情あふれる打ち水をおこなうなら、ぜひ木桶と柄杓でいっそう雰囲気を出してみたいものですね
[写真提供]株式会社 吉高屋
 もちろんクーラー以外にも、賢い夏の冷房方法はたくさんあります。最近あまり見かけることのなくなった扇風機ですが、何かと使えるスグレものです。古いエアコンの場合、部屋の冷気がムラになるなど、せっかくの冷房機能も活かせない場合があります。そんなときに扇風機で送風することで室温を一定に保つことができます。また扇風機の風は汗を蒸発させるため、夏のお風呂上がりはクーラーよりも扇風機で体を冷やす方が効果的です。

なお扇風機も長時間体に風を当てつづけるなど、使い方を間違えると体温調節のバランスを崩すため、よく注意しましょう。湿度の高い日本の夏の場合、除湿器も大活躍します。夏の高い湿気は体力を奪うだけでなく、カビやバイ菌の成長を助長させます。健康を考えるなら、除湿器もプラスした冷房にしたいですね。

 古来より、高温多湿の夏を経験してきた日本には、クーラーや扇風機以外にも、非常に巧みで風流にあふれた素晴らしい冷房の知識があります。たとえば、今、インテリアとしても見直されている簾(すだれ)。日差しをさえぎり風を通すため、湿度の高い日本の夏にはピッタリです。ほかにもクールなインテリアで“涼”を感じたいなら、竹製のカーテンやロールスクリーン、ウォーターヒヤシンス製のスツールやテーブルなど、目で涼しさを訴える冷房方法も素敵ですね。

さらに日本独自の冷房方法として、打ち水があります。朝夕に庭や玄関が湿る程度に水をまくと、日中の気温の上昇がおさえられ、土ぼこりもあまりたたなくなります。条件によりますが、2度も温度が下げられるなど、ヒートアイランド対策としても注目されています。家やマンションの西側の壁にツタをはわせることも、温度を下げる効果があるそうです。日本オリジナルの冷房方法は自分たちだけでなく、自然環境にも配慮されたエコロジカルな冷房ノウハウです。今年の夏は暑さ対策に“和の心”を取り入れてみてはいかがですか?

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暮らしを楽しくするヒントがたくさんあります!
日本の夏を満喫できる“和”を感じる涼感グッズからお子様の部屋にぴったりなグッズ、ペットのいるご家庭にも安心な、夏を乗り切るアイテムをあつめてみました。
竹ひごカーテン ウォーターヒアシンスソファ 水琴窟

6)竹ひごカーテン
日差しをやさしくさえぎる竹を使用したカーテン。竹のクールでなめらかな手触りも、“涼”に一役買ってくれそうです
[写真提供]有限会社雅コーポレェション

7)ウォーターヒアシンスソファ
ざっくりとした編み目が涼しげな、アジアンリゾートをイメージさせるウォーターヒアシンスソファ。ブラックウォッシュでよりスタイリッシュです
[写真提供]アジアミニマムモダン家具販売 plenos (プレノズ)

8)水琴窟
美しい水音を響かせてくれる水琴窟は、かつては夏の必須アイテムでした。見た目も情緒たっぷりですね
[写真提供]ティーズ・コーポレーション
ハローキティ 空気清浄機 ペット用ひんやりウォーターマット

9)ハローキティ 空気清浄機
夏にはついつい閉め切りがちなお子様の部屋。お子様にも使いやすいかわいい空気清浄機を一台用意してあげると安心です
[写真提供]ツインバード工業株式会社

10)ペット用ひんやりウォーターマット
人間と同じようにペットにとっても夏の暑さは過酷。繰り返し使えるペット用ウォーターマットで、ぜひ愛犬にも快適な夏を
[写真提供]e-net shop Pet館

 
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