

家とは家族が安心して帰り着く“港”のような場所。しかしそんな安らげるはずのわが家が狙われているとしたら?
年々増加の一途をたどる空き巣被害ですが、警視庁「都内の犯罪概況(平成15年中)」によると、昨年全国で発生した侵入盗は約33万件。5年前より約10万件も増えています。そのうち6割近くがオフィス街ではなく生活の基盤である住宅街で発生しています。これら侵入盗の発生時間には一定の傾向があります。過去の統計を見ると、家を留守にしがちな午後2時から午後4時の間がもっとも多く、次は通勤・通学やゴミ出し、買い物など、主婦にとってもっとも慌ただしい午前8時から12時までの間の発生率が高くなっています。また、最近の空き巣はネクタイにスーツ姿という会社員風のいでたちで犯行に及ぶことが多いため、なかなか目につきにくいのも事実。ますます狡猾になる彼に対して、どのような住まいの対抗策があるのでしょうか?



平成15年度の警視庁「空き巣ねらい防犯対策」のデータを見ると、マンションなどの共同住宅の場合も、ガラス破りが24.9%、サムターン回しが20.9%となっています。ついついマンションなどの場合は、狙われるのは1階、2階の低層階と思いがちですが、じつは6階以上の部屋への侵入は14.8%と、1階(35.2%)、2階(23.2%)についで多いのです。そこで防犯合わせ複層ガラスにしたり、あるいは防犯シートを利用することをおすすめ。空き巣は住宅への侵入に5分以上かかりそうであれば約7割が犯行をあきらめるというデータがあります。そこで、できるだけ時間かせぎとなる対策を施すのです。また最近の新築マンションでは、個人特有の体の特徴を利用したバイオメトリクス認証なるものも登場してきました。指紋や虹彩を利用して解錠するため、ピッキングの心配もありません。また知らないところで鍵のスペアが作られている不安もないのです。指紋認証など手軽に後付けできる機種も登場してきました。一度、試してみては? |
 |


1)SECOMあんしんガラス
強じんな特殊フィルムで衝撃物を貫通させにくくするだけでなく、ガラスの破壊を瞬時にセンターに報告
写真提供:セコムホームセキュリティ |
 |


2)凹凸ガラス用防犯シート
凸凹のガラスにも貼れる防犯フィルムも登場。高度な粘着強度を誇り、5分間で侵入をあきらめる空き巣の心理を突いたお手軽な防犯グッズ
写真提供:有限会社サイバーレップス |
 |


3)指紋認証ドアシステム−Door Lock VIRDI-200N
指紋を利用して解錠するために、鍵やパスワードの紛失という危惧もなくなります。また暗い場所や狭い空間でも利用可能
写真提供:Knet株式会社 |
|