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不動産コラム vol.94

■当社実勢調査による7月1日時点の
 首都圏「住宅地地価」と「中古マンション価格」の動向
当社が3ヶ月毎に実施している価格調査の結果から その動向をチェックしてみます。
(首都圏住宅地調査119地点、首都圏マンション調査147地点)
詳細データは「地価相場表」をご覧ください。
 
首都圏全体の動向
今回の4‐6月期は、住宅地地価は千葉以外のエリアで下落率が△1%以内となり、住宅地全体平均としては△0.4%(前回△0.6)と、2001年1月を底とする下落率縮小トレンドが継続していることが確認できる期間となりました。特に都下・埼玉で一部上昇した地点も出たことが影響しています。一方、中古マンション価格の下落率も、この6四半期継続している△1%程度の水準を維持する△0.8%(前回△1.1%)となり、4年ぶりに両者そろって1%未満の水準となりました。
 
図1:野村調査による地価と中古マンション価格変動率(首都圏エリア平均単純平均値・3ヶ月毎)
 
エリア別の動向
 都区部では前回のような上昇地点は報告されなかったものの、横ばい地点が83%を占めて安定ぶりがうかがえます。また、都下で上昇地点が4地点(19地点中)あり、瞬間風速としてエリア平均でも上昇を示しました。同様に神奈川・埼玉でも値頃感から価格は安定してきていて、地点によっては需要が堅調で価格を戻すところが出てきています。
 一方、中古マンションは、全体平均で△1%水準を保つ傾向ですが、3期移動平均で見ても、△1%水準近くに収斂しています。個別には都心(麻布)や都下(府中・国分寺・立川等)で上昇物件も現れていて、新築供給との関連も含めて値頃感を持ち始めた物件も増加しています。
図2:住宅地地価のエリア別変動率推移(3期移動平均)
図3:中古マンションのエリア別変動率推移(同左)
※上記エリア別グラフは当期を含む3期移動平均で表す・・移動平均とは過去一定期間(この場合は3期)の平均値の推移をグラフにして、期毎に不規則変動するデータの時系列の傾向を読み取り易くしたもの

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