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不動産コラム vol.24
野村不動産アーバンネット実勢調査による4月1日の地価とマンション価格の動向

当社が3ヶ月毎に実施している地価調査の結果から動向をチェックしてみます。今回の1-3月期は、昨年後半の地価調整局面の足取りから、やっと歯止めのかかった感があります。ただし、全体としては、価格調整中といえる展開で、都心回帰による上昇は一服というところでしょうか。





この四半期の東京圏の地価の動きは、平均すると下落率が横ばい又は縮小傾向となっています。特に、前回大きく下落している埼玉や千葉の縮小が今回は寄与しています。

最も気になる点は、都区部の下落率が、この一年拡大を続けていることです。逆に他のエリアは比較的安定した振幅の中にいるともいえます。また今回は、野村調査114地点(住宅地)において、久しぶりに地価上昇地点の無い四半期となりました。 
図1:地価のエリア別変動率の推移
図1
図2:野村調査による地価と中古マンションの価格変動率(東京圏エリア別単純平均値・3ヶ月毎)
図2






中古マンションでも、地価と同様に下落幅の拡大には歯止めがかかったようです。特に、埼玉や都下で、前回下落の反動による回復が見られますが、長期的には安定した調整局面が続いているといっていいと思います。むしろ、都心部の下落率が地価同様再度拡大傾向になっていることが気がかりです。

この3月に発表された公示価格では、その下落率が都心部を中心として縮小していることが特徴のひとつとなっていますが(公示価格は毎年1月1日付の地価を発表します)、我々の調査結果から四半期ごとにこの1〜2年の経過を見てみますと、地価はその縮小のピークが昨年の夏にあり、その後徐々に後退傾向にあることが読み取れます。(図2参照)
図3:中古マンションの
エリア別変動率の推移

図3
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